2023.06.22

カーポートに設置できる太陽光パネルの特徴を解説!

太陽光発電パネルは、住宅の屋根に設置するのが一般的。
ところが、金属瓦を使用した屋根や陸屋根という平たい屋根など、太陽光発電パネルを設置することができない屋根が存在します。

太陽光発電パネルを導入したいけど設置できない屋根だから……とあきらめないでください。太陽光発電パネルは住宅の屋根以外にも設置することができるんです。例えば、カーポート、ガレージ、倉庫、空き地などです。

今回は、比較的導入しやすいカーポートに太陽光パネルを設置する場合を考えてみます。


太陽光発電パネルをカーポートに設置するメリット

カーポートなど住宅の屋根以外に太陽光発電パネルを設置するメリットはいくつかあります。

<カーポートに設置するメリット>
・住宅屋根とカーポートの併用で発電量を増やすことができる
・災害時の備えになる
・駐車場を有効利用できる

-住宅屋根とカーポートの併用で発電量を増やせる

すでに住宅の屋根に太陽光パネルを設置しているのならば、カーポートへの設置と合わせれば発電量を増やすことができます。
日中、太陽光が長時間あたる位置にあるカーポートの場合、安定した発電が期待できます。設置面積が広くとれる形状のカーポートならさらに発電量も増やすことも可能です。

-災害時の備えになる

太陽光発電パネルは、停電時でも電気を供給することができます。そのため、災害時の備えにもなります。

-駐車場を有効利用できる

住宅の屋根以外に太陽光発電パネルを設置できれば、住宅の外観デザインを損ねることがありません

カーポートに太陽光パネルを設置する場合の注意点

カーポートに太陽光発電パネルを設置する際には、いくつかの注意点があります。

<カーポートに設置する際の注意点>
・法律上、設置できない場合もある
・カーポートの屋根が日陰になってしまう場合は、発電量が減少する可能性がある ・カーポートの形状によっては設置できないことがある

-法律上、設置できない場合もある

カーポートを設置している場所やその構造によっては、法律による制限で設置できないこともあります。

カーポートは建築物に該当します。 カーポートと太陽光パネルがひとつになった「一体型ソーラーカーポート」を設置する場合は、建築確認申請に必要事項を記入し、都道府県の土木事務所や市区町村の建築確認窓口へ必要書類を添えて申請しなければなりません。

-設置場所は日当たりの良い場所か

まず、設置する場所の面積が十分にあるかどうかを確認する必要があります。 また、設置する場所が日当たりの良い場所かどうかもあわせて確認しておきましょう。日陰になってしまう時間が長い場合には、発電量が減少するためです。

-カーポートの形状によっては設置できないことも

カーポートの形状によっては、太陽光発電パネルを設置できない場合があります。設置を考えているカーポートについてパネルの設置が可能かどうかを事前に確認する必要があります。

さらに、設置を考えるカーポートが地震や台風などの自然災害に耐えられる強度を持っているかどうかも確認する必要があります

太陽光発電パネルは重量があるため、地震や台風で倒れてしまう可能性があります。倒壊事故を防ぐためにも、あらかじめ設置するカーポートの強度を必ず確認するようにしてください。

カーポートに太陽光発電パネルを設置することは、屋根に設置するよりもメリットを得られる場合があります。 しかし、設置する際にはいくつか注意点があります。太陽光発電パネルを設置する際には、これらの注意点を必ず確認するようにしてください。


まとめ

太陽光発電パネルは、住宅の屋根に設置するのが一般的ですが、実は屋根以外にも設置することができます。カーポートに太陽光発電パネルを設置することで、電気代を削減できたり、災害時の備えになるなどさまざまなメリットがあります。

しかし、法律上設置を制限されたり、設置強度の確認が必要など設置前に調べておかなければならない注意点もあります。カーポートへの太陽光発電パネルの設置は、メリットとデメリットをよく比較して検討しましょう。

太陽光パネルの設置・導入を検討しているお客様は、ぜひ一度アイコミュニケーションズまでご相談ください。 資料請求や見積りのご依頼もお気軽にどうぞ!