2023.03.30

電気代高騰のいまこそ「太陽光発電+蓄電池」で家計を守ろう!

昨今の世界情勢や燃料費の高騰、円安などの影響で電気代がかつてないほど値上がりしています。

「昨年と同じ時期と比べて明らかに電気代が高くなっていてびっくり!」
「せっかく太陽光発電を導入したのに電気代が安くならない」

家の新築を予定している方や既に太陽光発電システムを設置している方は特に、電気代の高騰をきっかけに電力の「自家消費」を考え始めた方が多いのではないでしょうか。 そこで今回は、太陽光発電による電力の自家消費のメリットと注意点を解説します。


そもそもの話、太陽光発電ってお得なの?

太陽光発電システムで発電した電力は、電力会社へ売ることができます。
かつては「売電」すれば電気代を抑えるメリットがありましたが、現在の売電価格は1kWhあたり16円。

売電価格は年々減少傾向にあり、そのうえ一般的な家庭が電力会社から購入している電気代単価を下回っているので、ほとんどメリットを得られる状況にはありません。 このような状況は今後も長く続くと予想されていますので、発電した電気は売らずに自宅で使い切ってしまう「自家消費」を考えたほうが断然メリットがあってお得なんです。

太陽光で発電した電気は「自家消費」がオススメ

「自家消費」とは、太陽光発電で発電した電気を自宅で使うこと。

家を新築する予定のある方、もしくは太陽光発電システムの導入を新たに考えている方は、蓄電池も一緒に導入することをおすすめします。
発電した電気が使い切れない場合、蓄電池を併用すれば昼間は余った電気を蓄電池に蓄えておけるので、それを夜間に使えば電気代の節約につながります。

太陽光発電システムと蓄電池を導入するにはかなりの初期投資はかかりますが、国や自治体では省エネ住宅を推進しているので、太陽光発電システムや蓄電池を設置する際には国や自治体からの補助金を受けられます。
そのため、お得に導入できてしまうんです。

「自家消費」とは、太陽光発電で発電した電気を自宅で使うこと。
家を新築する予定のある方、もしくは太陽光発電システムの導入を新たに考えている方は、蓄電池も一緒に導入することをおすすめします。
発電した電気が使い切れない場合、蓄電池を併用すれば昼間は余った電気を蓄電池に蓄えておけるので、それを夜間に使えば電気代の節約につながります。

太陽光発電システムと蓄電池を導入するにはかなりの初期投資はかかりますが、国や自治体では省エネ住宅を推進しているので、太陽光発電システムや蓄電池を設置する際には国や自治体からの補助金を受けられます。

-すでに太陽光発電システムを設置している場合でも……

太陽光発電システムを既に導入していて、高い価格で売電できた期間が終了(いわゆる卒FIT)した場合でも、蓄電池を導入して「自家消費」するほうが経済的です。
卒FIT後も電力会社に余った電気を売ることは可能ですが、売電価格は大幅に下がってしまうため、あまりメリットはありません。
太陽光発電で余った電気を一時的に電力会社に預けることのできる「仮想蓄電(お預かり)」サービスがあります。
東京電力エナジーの「再エネ預かりプラン」や関西電力の「貯めトクサービス」などがその一例です。

蓄電池などの設備がない家庭でも利用できますが、利用手数料が必要(東京電力エナジー「再エネ預かりプラン」の場合は月額4,000円)であるほか、電力会社の送配電網を利用するため停電時の非常電源としては利用できないデメリットがあります。

蓄電池を導入すると、昼間は発電し余った電気を蓄電池に貯めておいて、必要なときに使用したり、夜間の割安な電気を貯めることもできます。 蓄電池の導入費用はかかりますが、長期的にはコストを回収できるため、経済的にメリットがあります。

蓄電池はどう選べばいいの?

蓄電池を導入することで、停電の心配を軽減できるだけでなく、長期的にはコストメリットがある可能性があります。
ただし、ご家庭ではどの蓄電池が最適かは、種類や機能、電気使用量や発電量によって異なります。 下記の表を参考にしてください。

-蓄電池の容量、家庭ごとの目安は?

<「蓄電池の容量」の目安>

家族構成オール電化住宅ガス併用
1~2人5~8kWh5kWh以下
3~4人8~10kWh5~8kWh
5人以上10kWh以上8kWh以上

※あくまで目安です。居住地域や電気使用量によっても異なります。

蓄電池の選び方は家族構成や住宅のエネルギー構成のほか、居住地域や蓄電池の機能によっても異なります。 そのため、電力の使用量や発電量に合わせたシミュレーションをお願いしたり、専門のアドバイザーに相談することをおすすめします!


まとめ

電気代がこれまでにないほど高くなっている昨今、太陽光発電システムで発電した電力を自宅で使う「自家消費」することで電気代を節約できます。
さらに、蓄電池を併用することで、より効果的に電気代を抑えることができます。

蓄電池は家庭で消費するエネルギーのパターンに合わせて選ぶことが大切です。
太陽光発電や蓄電池の導入にはそれなりに初期費用が必要ですが、国や自治体による「補助金」が受けられる場合があるため、調べてみることをおすすめします。 太陽光発電や蓄電池のご相談、販売・設置工事はアイコミュニケーションズにお任せください。